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試行錯誤すら忘れる自分へ

PILOTの筆圧測定で意外なペン先をおすすめされた

先日、文具店でPILOTがペンクリニック&筆圧測定をやっていたので行ってきた。

調整イベントはコレが初めて。

 

「書きづらいな」と思っていた欧米のペンを見事調整してもらいました。感動。

 

 

隣で筆圧測定がやっていたのでやってみた。

「筆圧が高いのはわかってるけど……」なんて思いながら結果を見ると、意外な結果が。

 

 

「あなたの筆圧は『弱い』です」

 

 

そんなバカな。

 

 

「おすすめのペン先は『SFM(中細・軟)』です」

 

 

軟!?

あれは筆圧弱い人が使わないと壊してしまうものでは……そうか私は筆圧弱いって測定だったからいいのか……いやしかし………。

 

 

戸惑いながらおすすめのペン先であるSFMを恐る恐る試筆してみる。

……書きやすい。

……スラスラ書ける。

 

めちゃくちゃ意外だった。

すすめられるままに他のソフトペン先(SFやSM)も試してみる。

どれもこれも書きやすかった。

いままでペン先を選ぶときはソフトは考えもしていなかったのに。

 

 

はてさて、なぜだろう。…と考えながら書いているうちに思い当たった。

 

「そういえば、万年筆で書くときとボールペン/シャーペンで書くときの書き方は違うな」と。

 

私は、ボールペンやシャーペンを使うとき、それはまぁ筆圧が高い。85度くらいのほぼ直角で書くこともザラにある。

だから、というわけではないが、万年筆を初めて買った数年前はかなり戸惑い、いろいろ書きながら「万年筆の書き方」を身につけていったらしい。

 

なので、万年筆を使うときは、筆圧測定のとおり、

「筆圧は弱く、傾きは50度」になっているようだ。

 

 

なるほどねーーー!

 

じゃあ万年筆のペン先を選ぶときは、「筆圧弱めの人向け」をみた方がいいわけだ。いいこと知った。

さすがにFA(フォルカン)は無理だけど。

 

 

筆圧測定をやってよかった。

次はソフトペン先しかないエラボーにしてみようかしら。